FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった投資初心者が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへの積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
投資初心者がやってみた積立投資の資産推移 ~33ヶ月目~
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
NASDAQ100 インデックス | ¥5,769,572 | ¥1,678,929 | 41.0% |
S&P500 インデックス | ¥6,065,291 | ¥1,580,099 | 35.2% |
全米株式 インデックス | ¥5,732,405 | ¥1,582,051 | 38.1% |
全世界株式(オルカン) インデックス | ¥2,429,617 | ¥743,323 | 44.1% |
新興国株式 インデックス | ¥628,792 | ¥75,448 | 13.6% |
合計 | ¥20,625,677 | ¥5,659,850 | 37.8% |
米国株式市場は1月に続き、2月も絶好調です。また、円安も進んで再び1ドル150円を超えており、資産が大きく増えております。
3年の積み立て投資で約38%のリターンはかなり出来過ぎであり、さすがに少々怖い領域に入ってきているため、積み立て投資をしている立場からすると、そろそろ調整して欲しいものです。
AIバブルは始まったばかりという意見もあり、まだまだAI関連銘柄で上がっていくでしょうか・・・?
2月の米国株式市場について
2月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
1月と比較すると、2月はセクターに偏りはあるものの、全体的に好調だったと言えます。ただ、AI銘柄の大幅上昇が目立っており、NVIDIAが市場を引っ張っているといっても過言ではない状況です。
個人的には、ハイパーグロースと呼ばれる中でも、ネットワークセキュリティやクラウドセキュリティ銘柄のPANW、FTNT、OKTA、ZSあたりの決算が、良かったところと悪かったところがはっきりわかれたのが意外でした。
仕事柄、この辺りは詳しいはずなのですが、現場と株価はリンクしないなという感想です。
ファクトセットのS&P500のEPS予測は以下の通りです。
2024年、2025年のEPS予想が上向いてきました。特に2024年の予想EPSは下落トレンドを脱して、底打ちしたように見えます。だからこそ、株価も上がっているわけですが、金利も上がっているため油断はできないと感じます。
毎クォーターのEPS予想が全体的に底上げされており、23年1QでボトムをつけてEPSが増加していくという大きな流れに変更はありません。
相変わらず経済指標も強く、23年4Qの決算発表もアナリスト予想より良かったため、引き続き、リセッションに入ってもソフトランディングできる前提です。
強い経済指標やFRBメンバーのタカ派発言などから、ようやく市場の金利折り込みがFRBメンバーが想定する2024年の金利4.50-4.75%と合ってきました。
3月には利下げすると予想していた市場は、最初の利下げが6月、年内3回の利下げというところまで一気に後退しています。
再び米国債10年は4%を超えており、株にとってはマイナスです。どこかで金融破綻が起きないことを祈るばかりです・・・。
PERが20.4まで来ており、5年平均が19.0、10年平均が17.7であること、金利が高止まりして実質金利が高い金融環境であることを考えると、さすがに調整しても良いのではないかと思われます。
ただ、AIへの期待は非常に大きく、また、NVIDIAのとんでもない決算を見せられているため、多少下がっても押し目買いされてヨコヨコになるだけかもしれません。
調整するなら3月だと思っているので、大きめの調整がきたら大きく資金投入する予定です!
新NISAを最速の5年で積み立てる予定の方、5年後にどのぐらいになっているのか?気になったことはないでしょうか?S&P500とオルカン、ナスダック100の過去データからシミュレーションしていますので、こちらの記事もあわせてどうぞ!