FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった素人が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへの積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
30ヶ月目の資産と推移
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | ¥4,022,250 | ¥981,675 | 32.3% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ¥4,345,309 | ¥893,460 | 25.9% |
全米株式インデックス・ファンド | ¥4,887,296 | ¥887,164 | 22.2% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ¥2,173,339 | ¥487,045 | 28.9% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | ¥597,124 | ¥43,780 | 7.9% |
合計 | ¥16,025,318 | ¥3,293,124 | 25.9% |
11月は過去最高の利益率である25.9%まで利益が増えました!1ヶ月で株価が10%近く上がるという驚異の上昇となっており、含み益も300万円を超えてきました。
10月の資産公開ブログで記載した「株価は8月の終わりあたりで天井をつけて、また下落トレンドに入ってしまったのか?」というのを裏切ってくれた結果になります。
追加資金の様子見していたら、結局タイミングを見失ったとも言えますが・・・。
11月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
エネルギーセクター以外ほぼオールグリーンとなっており、11月前半は大型テック企業、後半は他のセクターも上がっていくという流れで、S&P500が1ヶ月で9%近く上昇という非常に良いパフォーマンスとなりました。
各種経済データから米国のインフレが落ち着いていること、「FRBの利上げが終わり、2024年には利下げを織り込んでいる」ことで、米国債10年金利が4.9%から4.2%あたりまで下落し下落トレンドが続いている状況が、株価上昇の主な要因と思われます。
あまりにも急激に株価が上がったこともあり、12月は調整が入ってもおかしくない気はします。
ただ、例年12月は株が上がりやすく、経済データがインフレ低下を示し、FRB高官の発言がハト派になっていくようであれば、このまま株価が上がっていくのでしょう。
ファクトセットのS&P500のEPS予測は以下の通りです。
金利の大幅な下落と2024年のFRB利下げ、ソフトランディングなどを織り込んで、23年、24年のEPS予測が改善しています。
また、23年3Qと4Qについて、
決算スコアカード: 2023年第3四半期(S&P500種構成企業の98%が実績報告)において、S&P500種構成企業の82%がEPSサプライズ、62%が売上高サプライズを報告している。
収益成長率: 2023年第3四半期のS&P 500の混合(前年同期比)利益成長率は4.8%です。S&P500種指数が前年同期比で増益となるのは2022年第3四半期以来となる。業績修正: 9月30日現在、S&P 500種構成企業の2023年第3四半期の推定(前年同期比)減益率は-0.3%だった。EPSサプライズやEPS予想の上方修正により、9セクターが9月30日時点と比較して増益を報告しています(または報告しています)。
Factset
業績ガイダンス 2023年第4四半期について、S&P500種構成企業のうち69社がマイナスのEPSガイダンスを、38社がプラスのEPSガイダンスを発表しています。
ということで、23年3Qの業績は良かったものの、4Q以降はリセッションを意識した厳しい業績になりそうです。
23年3QのEPS予測が大きく上昇しています。そして、23年1QでボトムをつけてEPSが増加していくという大きな流れに変更はありません。
2024年の予測も相変わらず強気のため、リセッションに入ってもソフトランディングできる前提です。
何かのきっかけでソフトランディングシナリオが崩れた場合に、FRB緊急利下げで円高&大きめの株価調整が来ることになりそうです。
金利下落と利下げ&ソフトランディングシナリオを織り込んで、PERが一気に18.7まで上昇しました。直近の5年平均と同じレベルで、今の金融環境を考えるとだいぶ割高に感じる水準です。
そのため、追加資金を入れるタイミングが非常に難しくなっていると感じます。「本当にソフトランディングできるの?」という要素と、「米国金利低下vs日銀の金融緩和姿勢でどの程度円高が進むのか?」という要素があり、非常に悩ましいです。
引き続き、経済指標や金利、日銀の動きをしっかりウォッチしつつ、余剰資金を入れるタイミングは見つけていきたいですが、コツコツと積立投資は入金額を変えずにがんばっていきましょう!
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