FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった素人が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへ積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!

28ヶ月目の資産と推移
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | ¥3,458,265 | ¥717,761 | 26.2% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ¥3,862,127 | ¥676,911 | 21.3% |
全米株式インデックス・ファンド | ¥4,357,722 | ¥657,615 | 17.8% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ¥2,074,199 | ¥387,905 | 23.0% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | ¥577,523 | ¥24,179 | 4.4% |
合計 | ¥14,329,836 | ¥2,464,371 | 20.8% |

米国株のパフォーマンスが弱い月として知られている9月ですが、アノマリー通り弱く、含み益が3.5%近く減ってしまいました。それでも含み益が20%を超えているため、十分順調に資産が増えていると考えて良いレベルです。
ただし、9月の1ヶ月で145.5円から149.3円まで円安が進んでいるため、円安効果で2.6%程度プラスに動いていることを考慮すると、為替介入で円高に振れていたら、結構な資産減になっていたと思われます。
積み立て投資をしている最中は、株価下落や円高であれば、”安く買えた!ラッキー!”と考えるのが論理的には正しいです。が、投資始めて2年半経ちますが、資産が減っているのを見ると、とてもそうは思えません・・・。
さて、9月のS&P500企業のパフォーマンスは以下の通りです。アノマリー通り弱かったのですが、全体的に真っ赤です。
市場をAIブームで引っ張ってきたテクノロジーセクターも、さすがにFEDがタカ派の発言による金利上昇で、株価が大きく下がってしまいました。
米国債(10年)の金利が4.5%を超えており、直近の最高だった2022年10月の4.3%どころか、2007年以来の高水準になっている状況を考えると、この程度の下落で済んでいるのは、始まりに過ぎない可能性すら感じます。

これだけ高い金利にもかかわらず株が暴落しないのは、米国経済が非常に強いからであることは間違いないでしょう。また、インフレが落ち着いてきているのも、相変わらず重要なポイントになっています。
その強い米国経済の状況として、企業のEPS予想の推移を見ておきましょう。

9月上旬にずるっと下がっていますが、ダウントレンドという感じではないので、まだ何とかなりそうな感じはあります。
また、23年3QのEPSガイダンスについて、
本日現在、S&P500種構成企業のうち116社が第3四半期のEPSガイダンスを発表している。このうち74社がマイナスのEPSガイダンスを、42社がプラスのEPSガイダンスを発表している。
EPSがマイナスの企業の割合は64%(116社中74社)。この比率は5年平均の59%を上回っているが、10年平均の64%と同じである。
マイナスのEPSガイダンスを発表した企業数は、5年平均の58社を上回り、10年平均の63社を上回った。しかし、EPSガイダンスをポジティブに発表した企業数も5年平均の39社を上回り、10年平均の36社を上回っている。
Factset
ということなので、23年3Qはそこまで悲観的にならなくて良さそうではあります。

各クォーターのEPS予測の絶対値は下がったものの、23年1QでボトムをつけてEPSが増加していくという大きな流れの予測に変更はありません。
2024年も高い金利が維持される可能性が高まっているため、この予測がどこかで大きく崩れないことを祈るばかりです。が、逆に大きく崩れたタイミングは株価が大きく下落し、買場になるんでしょう。

株価調整したため、S&P500の予想PERは18.0を切るところまで下がっています。
10年平均の17.5を切るあたりまで落ちて、さらに為替介入による円高になれば、追加資金を投入するのは良いタイミングになりそうです。
引き続き、経済指標や金利、日銀の動きをしっかりウォッチしつつ、余剰資金を入れるタイミングは見つけていきたいですが、コツコツと積立投資は入金額を変えずにがんばっていきましょう!
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