FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった素人が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへ積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
29ヶ月目の資産と推移
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | ¥3,482,228 | ¥591,652 | 20.5% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ¥3,869,120 | ¥550,609 | 16.6% |
全米株式インデックス・ファンド | ¥4,347,377 | ¥497,086 | 12.9% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ¥2,006,151 | ¥319,857 | 19.0% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | ¥560,448 | ¥7,104 | 1.3% |
合計 | ¥14,265,324 | ¥1,966,308 | 16.0% |
9月に続いて、10月も大きく利益が減少しており、5%近く利益が減少してしまいました。2ヶ月で利益が70万円以上減ってしまった状態ではありますが、まだ16%も利益が出ているのであまり気にならないものです。
ただ、株価は8月の終わりあたりで天井をつけて、また下落トレンドに入ってしまったのか?は気になるところではあります。
なお、株価が下がってきたので追加投資も検討しましたが、円安が相変わらずで高止まりしている中で150円突破してしまったことや、米国の実質金利の上昇、中東情勢不安などで株価調整がまだ入りそうなので、もう少し様子を見ることとしました。
10月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
10月中旬までは株価が順調に戻してきていたものの、中旬以降は米国債10年金利が4.9%を超えて一時的に5.0%台にのってくるなど、非常に金利が大きく上昇し、素晴らしい決算だったマイクロソフトやアマゾンですら株価を維持するのがやっとという感じになりました。
さらに、グーグルは決算良かったものの将来の成長性が見えないということで株価が下がるという、非常に厳しい反応で決算ミスしたテスラは目も当てられない下落へ。。。
金利が上昇して実質金利が2%を超えていることもあり、さらに株から資金が抜けてしまいそうな中、イスラエルのガザ地区地上侵攻が進むなどの情勢不安も相まって、非常に株価が下がりやすいと言われておりますが、はたしてどうなっていくでしょうか。
ファクトセットからS&P500のEPS予測は以下の通りです。
金利が上昇している中、23年、24年のEPS予測が再度下がってきています。
また、23年4QのEPSガイダンスについて、
今後について、アナリストは 2023 年第 4 四半期の利益成長率 (前年比) が 5.3% であると予想していますが、これは 9 月 30 日の予想である 8.1% を下回っています。
アナリストは、2023 年第 4 四半期の利益成長率 (前年比) が 0.9% であると予想しています。これは、9 月 30 日の予想 0.9% に相当します。
アナリストは 2024 年について、(前年比) 利益成長率 11.9% を予想していますが、これは 9 月 30 日の予想 12.2% を下回っています。
Factset
ということで、23年4Qはかなり厳しくなりそうというのもあり、10月中旬から株価下落していると思われます。
23年4QのEPS予測が下がったものの、23年1QでボトムをつけてEPSが増加していくという大きな流れに変更はありません。
ただ、EPS予測が下方修正が続いているため、さらに大きく業績悪化となると、マクロ環境も悪いため、非常に危うい相場になりそうです。
株の買場だと思って資金投入できるか、メンタルを試される時が近づいてきているかもしれませんね。
ついにPERが10年平均の17.5を下回って、17.1まで落ちてきました。
追加資金を入れるタイミングとしては良さそうなところまで来ていますが、日本のインフレ率上昇にも関わらず金融緩和姿勢の日銀、中東情勢不安や米国実質金利の急激な上昇など、円安解消もしくは、もう少し株価調整が入ってもおかしくない状況ではあります。
なにより、参考にさせていただいている、いつもは株の暴落煽りをされない債券周りの方々が、今回は少々不安だという発言が気になる次第です。
引き続き、経済指標や金利、日銀の動きをしっかりウォッチしつつ、余剰資金を入れるタイミングは見つけていきたいですが、コツコツと積立投資は入金額を変えずにがんばっていきましょう!
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