FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった投資初心者が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへの積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
投資初心者がやってみた積立投資の資産推移 ~41ヶ月目~
積立投資41ヶ月後の結果は以下の通りです。
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
NASDAQ100 インデックス | ¥10,290,806 | ¥2,600,032 | 33.8% |
S&P500 インデックス | ¥10,786,653 | ¥2,701,374 | 33.4% |
全米株式 インデックス | ¥6,506,800 | ¥2,356,446 | 56.8% |
全世界株式(オルカン) インデックス | ¥2,717,929 | ¥1,031,635 | 61.2% |
新興国株式 インデックス | ¥711,944 | ¥158,600 | 28.7% |
合計 | ¥31,014,132 | ¥8,848,087 | 39.9% |
全体の積立投資した資産推移と評価損益の推移は以下の通りです。
積立投資したそれぞれの指数の資産推移は以下の通りです。
10月は最終日に大幅な下落があり、S&P500はほぼ横ばいという結果になりましたが、ドル円が143円あたりから152円まで円安が進んだただ目、評価損益が39.9%まで増えております。
石破さんが総理大臣となって円高になり、日米の金利差も縮小していくことから円高目線でいたのですが、152円まで円安に戻っていくとは全然想定外でした。
このまま米国経済が強く、トランプ大統領になってドル高が続き、日本はインフレしない&経済対策でさらに円安方向に行ってしまうのか、非常に難しい状況が続きます・・・。
1月に2000万円以上の現金を株と債券に振り分ける予定なので、そこまではあまり大きく上昇しないで欲しいなと思いつつ、高齢の年末ラリーで上がっていってしまうのでしょうか。
10月の米国株式市場について
10月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
10月も順調に株価は上昇していたものの10月31日最終日に大きく下落し、ほぼ上昇した分を吐き出してしまい、結果的には9月末の価格まで戻ってきた形です。
米国経済が非常に強く、ソフトランディングというよりノーランディング前提で株価が保てている感じがあり、これが崩れてくると非常に怖いところではあります。また、決算シーズンということで、各企業決算が割といい感じに出てきているものの、過去平均と比較すると少々物足りないところもありそうです。
全体として、S&P 500 企業の 70% がこれまでに 2024 年第 3 四半期の実績を報告しています。これらの企業のうち、75% が予想を上回る実際の EPS を報告しており、これは 5 年平均の 77% を下回っていますが、10 年平均の 75% と同等です。全体として、企業は予想を 4.6% 上回る収益を報告しており、これは 5 年平均の 8.5% を下回り、10 年平均の 6.8% を下回っています。過去の平均は、500 社すべての実績を反映したものであり、この時点で報告した企業の割合の実績を反映したものではありません。(Factsetより)
ファクトセットのS&P500のEPS予測は以下の通りです。
2025年の予想EPSはずるずる下がっており、結構な角度で下がってきているため、これは非常に良くないですね。
ソフトランディングではなくノーランディングが織り込まれているような状態であるため、これがさらに落ち込んでくる大きな株価の調整になりそうです。
AIが多少バブル化しているため、これが崩壊しないかはNvidiaの決算が注目されるため、Nvidiaの決算が発表される11/20は非常に気になるところです。
米国経済が非常に強いため、どんどん利下げの折り込みが薄れていき、9月末から年内の利下げは3回から2回へ、2025年は8回から5回へとなっています。
特に、米国債10年の金利が3.7%から4.3%を超える水準まで来てしまっており、株価にとっては非常にマイナスです。ただ、円安の恩恵も得られるため、非常に悩ましいところではあります。
今月も経済指標と決算には注目です。ソフトランディングではなく、ノーランディングが織り込まれているため、一気に調整が来てもおかしくない状態です。
PERが21.3倍と相変わらずかなり割高な状態の米国株です。予想EPSが下がってきている中、PERが21倍を超えているのはちょっと怖いですね。
先月に引き続き、ソフトランディングが怪しくなってきたり、インフレ再燃などのきっかけで、15%ぐらいは平気で株価が落ちてもおかしくない状況ではあります。
11月は米国の大統領選挙がありますね!荒れると言われる大統領選挙前の株価はどうなるでしょうか?また、今年も年末ラリーでさらに上がっていくのか?非常に注目です。
資産形成していると他人の資産は関係ない!と言われても、ちょっと気になりますよね?
年代別にどのぐらい資産があるのか?こちらの記事でまとめていますので、ご参考にどうぞ。
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