FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった投資初心者が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへの積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
投資初心者がやってみた積立投資の資産推移 ~38ヶ月目~
積立投資38ヶ月後の結果は以下の通りです。
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
NASDAQ100 インデックス | ¥8,322,719 | ¥1,907,989 | 29.7% |
S&P500 インデックス | ¥8,834,961 | ¥1,999,702 | 29.3% |
全米株式 インデックス | ¥6,091,765 | ¥1,941,411 | 46.8% |
全世界株式(オルカン) インデックス | ¥2,562,257 | ¥875,963 | 51.9% |
新興国株式 インデックス | ¥675,439 | ¥122,095 | 22.1% |
合計 | ¥26,487,141 | ¥6,847,160 | 34.9% |
全体の積立投資した資産推移と評価損益の推移は以下の通りです。
積立投資したそれぞれの指数の資産推移は以下の通りです。
さすがに上がり過ぎていた米国株の調整が来ました。そこにくわえて、日銀の利上げによる円高が重なり大きく資産が減ってしまいました。含み益はまぼろしだと言われますが、まさにその通り!
年初から上がり過ぎていた米株とドル円が戻っているだけであれば良いのですが、本格的な景気後退が来たら、こんなもんではないので覚悟はしておく必要があるでしょうか・・・。
サイドFIREすることを決めた途端にこれは少々不安になりますが、資産の半分以上が現金や不動産なので、下がるなら年内に下がりきって欲しいところです。きっとそう上手くはいかないんでしょうけど!
7月の米国株式市場について
7月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
あらためて1ヶ月のパフォーマンスを見てみると、主にビッグテックやエネルギー、金融セクターからディフェンシブセクターへのローテーションという感じでしょうか。
景気後退が意識されて、米国債の金利も大きく下がっているため、このままリセッション入りしてしまうのか、すでにリセッション入りしているのか・・・。
S&P500やNASDAQ100がものすごく下がったと感じてしまいますが、円高の影響が大きいです。
S&P500は約4%、ナスダック100は約10%にくわえて、ドル円は約9%落ちていますので・・・。
歴史的に、S&P500は1年に1回は10%程度の調整がありますので、まだ下がる余地は十分にあると思われます。
ファクトセットのS&P500のEPS予測は以下の通りです。
EPS予想が上向きから一転、一段下がってヨコヨコしている状態になってしまいました。これが下落に向かうと非常に危険ですが、決算もそこまで悪くないため、このまま頑張って欲しいところです。
ISM製造業景況指数が予想よりも弱く、失業率が4.1%予想だったところ4.3%と悪化しており、既に景気後退している雰囲気となり、一気に利下げの折り込みが進みました。先月まで年内1回だけの利下げ予想が、7月後半で一気に9月以降は毎回0.25%の利下げとなって年内3回利下げを織り込んだ市場環境になっています。
先月までインフレ率が下がりきらず、経済指標が悪化することを恐れていましたが、一気にリセッションでハードランディングになってしまうのか?がポイントになってきてしまいました。
ISM非製造業も50を割るようなことになれば、さらに10%ぐらい調整しそうです。
PERが21を超えていた7月から20.7まで落ちてきましたが、まだまだ割高な状況です。
5年平均の19.3あたりまでは調整の範囲でしょうし、10年平均の18.0まで落ちてくることも、経済指標とAI銘柄の決算次第で十分考えられます。
どこまで下落するのかわかりませんが、積立投資はしっかり続けて、余剰資金はそろそろ入れようかと思います。もちろん、底打ちを確認してからになりますが・・・。
資産形成していると他人の資産は関係ない!と言われても、ちょっと気になりますよね?
年代別にどのぐらい資産があるのか?こちらの記事でまとめていますので、ご参考にどうぞ。
みなさんは、平均以上に資産増えてますか?