FIREを目指して1億円の資産を作るため、2021年5月から始めたインデックス積立投資の運用実績をブログで公開しています。
毎月の積み立てにくわえて、貯金を3年かけて徐々に投資信託へ移行中です。積み立て期間は10年以上予定しているため、人口動態や経済の強さ、投資環境などを考慮して、ほぼ米国の指数(S&P500,VTI,NSADAQ)へ投資しています。
ブログ運営者の「なおた」です。金融リテラシーが全くなかった投資初心者が積み立て中心の投資でどこまで資産を増やせるのか?
S&P500,VTI,NASDAQ,オルカンへの積み立てがどうなっていくのか・・・、リアルに公開中です!
投資初心者がやってみた積立投資の資産推移 ~36ヶ月目~
積立投資36ヶ月後の結果は以下の通りです。
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
NASDAQ100 インデックス | ¥7,612,887 | ¥2,172,258 | 39.9% |
S&P500 インデックス | ¥7,930,055 | ¥2,094,845 | 35.9% |
全米株式 インデックス | ¥6,132,618 | ¥1,982,264 | 47.8% |
全世界株式(オルカン) インデックス | ¥2,616,592 | ¥826,312 | 46.2% |
新興国株式 インデックス | ¥684,341 | ¥130,997 | 23.7% |
合計 | ¥24,976,493 | ¥7,206,676 | 40.6% |
全体の積立投資した資産推移と評価損益の推移は以下の通りです。
積立投資したそれぞれの指数の資産推移は以下の通りです。
4月に調整した米国市場でしたが、5月にすべて取り戻した形でS&P500もNASDAQも最高値更新&為替も相変わらず155~157円と円安基調で、利益がついに40%台にのりました!
株価が上がって資産が増えるのはうれしい反面、高値で積み立て続けていると思うと、非常に微妙な気持ちになりますね・・・。
有名なアノマリーであるセルインメイ(Sell in May)は今年どうなるでしょうか?
5月の米国株式市場について
5月のS&P500のヒートマップは以下の通りです。
セクターで偏りが出ていますが、やはりAI関連銘柄が強いですね。OpenAIやGoogleの生成AIに対する発表やNVIDIAのとんでもない決算を見せられると、まだまだAI市場はこれからと思わされます。
ちなみに、GPT-4oを少し触りましたが、この短期間でここまで進化するのか・・・と、個人的に実感してしまうレベルでした。
株価は6ヶ月~1年先を織り込んで動くと言われますので、どの程度期待値を織り込んでいるのかは心配なところです。
ファクトセットのS&P500のEPS予測は以下の通りです。
EPS予想がだいぶ上向いてきました!高い金利が維持されている中で、EPSがしっかりと伸びていく予想になっているのは、適度な利下げ期待とAIへの期待かと思われます。AI産業がこのまま実需を伴って成長していくことを期待したいところです。
米国のインフレ率とGDPの推移は以下の通りです。
インフレ率(CPI)は低下しているものの、直近1年間は横ばいになっており、FEDが目標としている2%まで落ち切らない状態が続いてしまっています。
一方、GDPは5月にがくっと落ち込んでおり、追いかけてインフレ率が下がってくれればよいのですが、このままGDPだけ下がり続けてしまうとスタグフレーションとなり、株価は大きく下落しそうです。
引き続き、年内1回の利下げがメインシナリオです。経済指標が下振れてきたにも関わらず下がりきらないインフレ率が続いてしまうと、利下げしたくてもできない状態は非常に怖いところです。
引き続き、経済指標のチェックは重要になりそうです。
5月はふたたびPERが伸びて20.3まで上がりました。
ここからさらにPERが伸びる要素はあまりないと思われますが、インフレ率の鈍化から利下げ期待や大統領選挙のためのバラマキ政策などではもうひと伸びする可能性はありそうですね。
Sell in Mayが正しいのか?今年は大統領選挙もあるので、どうなっていくのかわかりませんね!コツコツと積立投資で資産を築いていきましょう!
資産形成していると他人の資産は関係ない!と言われても、ちょっと気になりますよね?
年代別にどのぐらい資産があるのか?こちらの記事でまとめていますので、ご参考にどうぞ。
みなさんは、平均以上に資産増えてますか?